「舞台に足を運んでみたい!」「舞台作品を観たい!」
そんな方におすすめしたいのが、ナショナル・シアター・ライブのマクベスという作品です。
Macbeth(マクベス)の基本情報
マクベスは、映画にもなっているので、非常に知名度の高い物語だと言えます。原作は、ウィリアム・シェイクスピアが1606年に書いた戯曲です。そのため、もともと舞台で演じられることを前提にした物語となっています。
シェイクスピアは、この作品を製作する以前にも、ハムレットやオセロー、リア王など名作悲劇を発表していますが、それらと比較すると、作品自体の長さは短くなっています。
この作品が初めて公開されたのは、デンマーク王クリスチャン4世が、ロンドンを訪問した際に、観劇会で上映されました説と、占星術師のサイモン・フォアマンという人物が、グローブ座で観劇したという説の2種類があります。
いずれにせよ、戯曲の中で最も有名かつ評判のよい作品のひとつであることは、疑いようがありません。
ナショナル・シアター・ライブのマクベス
この作品は、世界中で愛されていますので、数多くのシアターで公開されていますが、ナショナル・シアター・ライブで放映されているのは、ロンドンにある英国ナショナル・シアター オリヴィエ劇場で2018年の5月10日に公開された作品です。総時間は、休憩を含む2時間40分となっています。
舞台作品の中では、比較的短い時間となっていますので、はじめての方にも入りやすい作品かも知れません。
こちらの作品は、ルーファス・ノリスさんという英国ナショナル・シアターの芸術監督の演出によるものです。ローリー・キニアやアン-マリー・ダフなど豪華キャストで作られています。
過去のマクベスと比べても、非常にクオリティの高い出来となっています。そのため、ロンドン国内だけでなく、全世界でも注目されている作品となっています。
マクベスをナショナル・シアター・ライブで見るメリット
ナショナル・シアター・ライブは、一般的な舞台のDVDやBlu-ray化ではなく、ライブの興奮が伝わるような撮影スタイルを採用しています。そのため、まるでその舞台に足を運んでいたかのような臨場感を味わうことができます。
特にこういった悲劇系の作品は、現地の緊張感などが非常に重要になるのですが、そういった空気感を余すところなく映像化されています。
ナショナル・シアター・ライブで閲覧することによって、当然ながらイギリスへの旅費や時間などが必要なくなります。
また、英語などをしゃべることができなくても、問題なく作品を楽しむことができる上に、映像に納められているのは、英国ナショナル・シアター オリヴィエ劇場の中でも、最も高級なS席です。
ぜひ映画館の大スクリーンで、本場のマクベスを堪能してみてください。