エンターテイメントの世界はインターネットを通じて大きな発展を遂げました。
これから5Gが導入されることによって、ますます進化していくとも予想されています。
では、今注目されているエンターテイメントコンテンツにはどのようなものがあるのでしょうか。
映画館で楽しむ劇場の雰囲気
イギリスのナショナルシアターが厳選した世界で観るべき傑作舞台を、こだわりのカメラワークで収録したナショナル・シアター・ライブは各国の映画館で観ることが出来る画期的なプロジェクトです。
イギリスで2009年に上映されたヘレン・ミレン主演の『フェードル」を皮切りに今では40カ国以上の地域で展開されています。どの作品も評価が高いため回を追うごとにファンが増えているという特徴を持っています。
ナショナル・シアター・ライブの魅力は緊張感ある劇場の空気をそのまま捉えているということが挙げられます。
映画館でありながら演劇ならではの迫力を楽しめるのはもちろんのこと、プロフェッショナルが計算し尽くしたベストシーンを観ることが出来るため、まるで自分だけの特等席で観劇をしているような感覚で舞台を楽しむことが出来るのです。
日本の映画館で世界最高峰の演劇を楽しむことが出来るのは、ここだけでしか味わえない経験になります。
現代風のアレンジが親しみを生み出す
「アントニーとクレオパトラ」はナショナル・シアター・ライブの演目で、シェイクスピア作品のリメイクとなっています。1番の変更点としては現代風にアレンジしているということが挙げられます。
戦場の風景がゲリラ戦のような解釈になっているなど、現代劇に慣れている人がシェイクスピアを感激する配慮がされています。シェイクスピアファンだという人もいつもと違ったテイストで楽しめるため飽きずに観ることができます。
また、「アントニーとクレオパトラ」は出演している役者のレベルが高いということも指摘されています。舞台俳優ならではの肺活量のある発声は映画館だからこそより一層心に響き渡ります。
また、台詞回しにもセンスがあり、名言のオンパレードとも言えるシェイクスピア劇の中でもピカイチだという評価があります。また、キャラクター設定も紋切り型ではなく、人間臭くて時に情けない姿を見せるものとなっており、そこに温かみを感じるという声も多いです。
本格舞台をより身近に
本場イギリスで行われる劇場ならではの緊張感を日本の映画館で楽しむことが出来るのが、ナショナル・シアター・ライブです。
こちらはカメラワークや演出などを計算し尽くされているため、映画館のどこの席でも、その劇の魅力を余すことなく味わうことが出来るのです。世界中で評価されていることから、これからも評価が高まっていくと言われています。
そんなナショナル・シアター・ライブの演目である「アントニーとクレオパトラ」は、シェイクスピア劇でありながら現代的なアレンジが加えられているという特徴を持っています。
このような演出は観客により身近に世界を感じてもらう導線となることもあります。キャラクター設定や台詞の端々にも心の琴線に触れるものもあるため、多くの人から絶賛されています。